総合英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合英語Ⅱ
科目番号 1450 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 はじめての英語論文パターン表現&文例集 (すばる舎)
担当教員 尾﨑 ちひろ

到達目標

①アカデミック英語とは何かについて基本的なことが理解できる。
②基礎的なアカデミック・ライティングに必要な文法・表現を理解し、使うことができる。
③科学・技術系の英語論文のスタイルを理解し、アブストラクトの概要が理解できる。
④科学・技術系のアブストラクトの構成パターンを理解し、英語によるアブストラクトを書くことができる。
⑤プレゼンテーション等で使われる英語を聞いて、概略が理解できる。
⑥E-learningの問題演習を通じて、問題形式や解法に習熟し、英語力を向上できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
アカデミック英語とは何かについて基本的なことが理解できる。十分にできるある程度できるできない
基礎的なアカデミック・ライティングに必要な文法・表現を理解し、使うことができる。十分にできるある程度できるできない
科学・技術系の英語論文のスタイルを理解し、アブストラクトの概要が理解できる。十分にできるある程度できるできない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-4 説明 閉じる
JABEE a 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講座では、アカデミック英語について、基本的な理解を促進するとともに、最終的には、国際学会でも通用するような英文のアブストラクトを作成できるようになることを目指す。また、プレゼンテーション等で使われるDVDの英語を聞いて、英語のlisteningの能力を向上させるとともに、e-learningの自学学習を通じて、英語力のレベルアップを図り、国際的に通用するエンジニアになるための力を養うように努める。
授業の進め方・方法:
講義、演習。この科目は、学修単位科目のため、事前・事後学習として、課題を出します。また、e-learningの自学自習の課題もあります。
注意点:
評価方法は、定期試験70%、課題取り組み約20%、e-learningに対する取り組み約10%で評価する。全ての定期試験の平均点が60点以上を合格とする。e-learningに関しては、半期で「修了」にして下さい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション・アカデミック英語について 授業概要を理解し、アカデミック英語について基本的な事項について理解する。
2週 主語について 主語を明確にすることや文をaction型にすることなどを理解する。
3週 無生物主語について 論文で多用される無生物主語の使い方について理解する。
4週 分詞構文 論文の中によく出てくる分詞構文の使い方について理解する。
5週 受動態について 論文のスタイルとして、受動態が使われることが多いことや使い方を理解する。
6週 テキスト Unit 1 ~ Unit 5 論文の導入部分から論文の背景や論文の重要部分の書き方などに関して使われる表現を理解する。
7週 テキスト Unit 6 ~ Unit 10 論文の中で、分類をしたり、説明をしたりする時に使われる表現を理解する。
8週 テキスト Unit 11 ~ Unit 15 論文の中で、比較対象をしたり、意見が異なる時に使われる表現を理解する。
2ndQ
9週 テキスト Unit 16 ~ Unit 20 論文の中で、例を挙げたり、引用したりする時に使われる表現を理解する。
10週 中間試験
11週 テキスト Unit 21 ~ Unit 25 論文の中で、表やグラフを説明したり、結果を述べる時に使われる表現を理解する。
12週 テキスト Unit 26 ~ Unit 30 論文の中で、論旨を展開したり、話をつなげる時に使われる表現を理解する。
13週 テキスト Unit 31~ Unit 35 論文の中で、重要なポイントを強調したり結論つける時に使われる表現を理解する。
14週 テキスト Unit 36 ~ Unit 40 論文の中で、今後の展開を述べたりする時に使われる表現を理解する。
15週 まとめ・総復習
16週

評価割合

試験その他合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000