到達目標
(1)人間工学の視点から人にやさしいモノづくりを理解し説明できる。
(2)学んだ知識・手法を活かしながら、介護・福祉機器について独自のアイデアを提案できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 人にやさしいモノづくり・便利で快適な生活を送るためのコトの実現に向けて、ユーザの考えに基づく設計、利用者の主観評価サービスの提案について理解し説明できる。また、期限内に所定のレポートを概ね提出できる。 | 人にやさしいモノづくり・便利で快適な生活を送るためのコトの実現に向けて、ユーザの考えに基づく設計、利用者の主観評価サービスの提案について概ね理解し説明できる。また、期限内に所定のレポートを概ね提出できる。 | 人にやさしいモノづくり・便利で快適な生活を送るためのコトの実現に向けて、ユーザの考えに基づく設計、利用者の主観評価サービスの提案について理解しておらず、説明できない。また、期限内に所定のレポートをほとんど提出できない。 |
評価項目2 | 学んだ知識・手法を活かしながら、介護・福祉機器について独自の優れたアイデアを提案できる。また、期限内に所定のレポートを高い完成度で提出できる。 | 学んだ知識・手法を活かしながら、介護・福祉機器について独自のアイデアを概ね提案できる。また、期限内に所定のレポートを概ね提出できる。 | 学んだ知識・手法を活かして、介護・福祉機器について独自のアイデアを提案できない。また、期限内に所定のレポートをほとんど提出できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、人にやさしいモノづくり・便利で快適な生活を送るためのコトの実現に向けて、ユーザの考えに基づく設計、利用者の主観評価サービスの提案について学ぶ。次に、学んだことを活用し、介護・福祉器具サービス、システムなどへの新たな発想でデザインを行うことで学習の定着を図る。
授業の進め方・方法:
輪講形式で人にやさしいモノづくり・コトづくりへの理解を深める。介護・福祉器具のアイデアデザインについては、学生間でピアレビューや外部発表などを行う。
注意点:
この科目は学修単位のため、30時間相当の自学・自習が求められる。本科目の授業では主にゼミ形式で実施する。ゼミに係る準備やそれを応用したレポートの提出を求めるため各自相応の作業時間を必要とする。なお、年間総合評価が60点に満たない場合は、再提出したレポートや再評価試験にて評価する。再評価でも60点に満たない場合は単位を認定しない。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
本講義の学習内容や目標、評価方法について理解し、説明をすることができる。
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2週 |
人間工学の考え方(1) |
生活の質を高めるためにつくるモノゴトについて理解し、説明をすることができる。
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3週 |
人間工学の考え方(2) |
生活の質を高めるためにつくるモノゴトについて理解し、説明をすることができる。
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4週 |
品質と人間生活工学(1) |
生活の質を高めるためにつくるモノゴトについて理解し、説明をすることができる。
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5週 |
品質と人間生活工学(2) |
生活の質を高めるためにつくるモノゴトについて理解し、説明をすることができる。
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6週 |
人間を理解する |
人体、生活者、チームレベルでの人間の特性のポイントを理解し、説明をすることができる。
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7週 |
便利なモノづくり |
便利さを理解し、説明をすることができる。
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8週 |
使い方が分かるモノをつくる(1) |
ユーザビリティエンジニアリングにおける使い方が分かる設計について理解し、説明をすることができる。
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2ndQ |
9週 |
使い方が分かるモノをつくる(2) |
ユーザビリティエンジニアリングにおける使い方が分かる設計について理解し、説明をすることができる。
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10週 |
使いやすいモノをつくる |
ハード的な使いやすさについて理解し、説明をすることができる。
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11週 |
利用プロセスと使いやすさの検証(1) |
モノゴト全体を利用シナリオから評価するためのモデルとチェック方法を理解し、説明をすることができる。
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12週 |
利用プロセスと使いやすさの検証(2) |
モノゴト全体を利用シナリオから評価するためのモデルとチェック方法を理解し、説明をすることができる。
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13週 |
利用者の主観評価を得る(1) |
感性面、嗜好面など主観評価について理解し、説明をすることができる。
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14週 |
利用者の主観評価を得る(2) |
感性面、嗜好面など主観評価について理解し、説明をすることができる。
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15週 |
前期定期試験 |
学習範囲について理解し、説明をすることができる。
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16週 |
前期定期試験答案返却 |
学習範囲の到達度を確認し、改善を図ることができる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
製品安全 |
製品利用中の事故について、使用起因に焦点をあて安全な製品づくりを理解し、説明をすることができる。
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2週 |
生活事故の分析と対策立案 |
製品事故の原因を明らかにし、再発防止対策を講じる手段について理解し、説明をすることができる。
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3週 |
サービスの提案 |
生活者に利益や良い体験を提供するためのサービスについて理解し、説明をすることができる。趣味活動やレクリエーションなどの良い消費時間について理解し、説明をすることができる。
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4週 |
人間中心設計と生活研究の方法 |
人間中心設計について理解し、説明をすることができる。製品安全のためのリスクアセスメントのプロセス、人間中心設計のための利用者の生活ぶりについて理解し、説明をすることができる。
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5週 |
介護・福祉機器の考案(1) |
介護・福祉器具サービス、システムなどへの新たな発想のデザインを行うことができる。
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6週 |
介護・福祉機器の考案(2) |
介護・福祉器具サービス、システムなどへの新たな発想のデザインを行うことができる。
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7週 |
ピアレビュー |
考案・デザインした福祉機器のアイデアについて学生間で相互評価を行う。問題点の改善を行う。
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8週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(1) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現することができる。
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4thQ |
9週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(2) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現することができる。
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10週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(3) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現することができる。
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11週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(4) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現することができる。
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12週 |
介護・福祉機器の実現に向けて(5) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアをパワーポイント等を用いスライドやポスターで表現することができる。
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13週 |
ピアレビュー(1) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアについて学生間で相互評価を行う。問題点の改善を行う。
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14週 |
ピアレビュー(2) |
考案・デザインした福祉機器のアイデアについて学生間で相互評価を行う。問題点の改善を行う。
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15週 |
後期定期試験 |
学習範囲について理解し、説明をすることができる。
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16週 |
後期定期試験答案返却 |
学習範囲の到達度を確認し、改善を図ることができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | プレゼンテーション | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 35 | 15 | 100 |
基礎的能力 | 25 | 15 | 10 | 50 |
専門的能力 | 25 | 10 | 5 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 0 | 10 |