到達目標
生物および化学分野の基礎となる、「単位」・「化学式」・「物質量」・「濃度」・「化学反応式の書き方」・「化学反応の量的関係」を理解し、実践できるようになることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
知識・理解 | 演習・実験の内容をすべて理解し、自身の言葉で説明し、問題に取り組むことができる。 | 演習・実験の内容をほぼ理解し、問題にとりくむことができる。 | 演習・実験の内容の理解が半分以下であり、問題に取り組むことができない。 |
態度・志向性 | 演習・実験に積極的に参加し、課題を期限内に提出することができる。また、自学自習を行い、配布資料や質問を通して疑問点を解決することができる。 | 演習・実験に参加し、課題を期限内に提出することができる。また、自学自習に取り組むことができる。 | 演習・実験に参加できず、課題を期限内に提出することができない。また、自学自習に取り組むことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 3-1
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学習・教育到達度目標 3-3
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教育方法等
概要:
生物化学システム工学科で開講される講義科目や実験実習科目に必要な主に化学に関する基礎知識の習得を目的とする。
授業の進め方・方法:
主に演習を中心に進め、課題、小テストによって評価する。
注意点:
疑問や不思議に思うことは 、自ら教科書や化学図録、文献(書籍、雑誌等)を調べ、見識を深めること。
課題への取り組み状況70%、小テスト(確認テスト)30%で評価し、60点以上を合格とします。
質問等は直接またはメールで受け付けます。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 演習:単位と計算 |
Study Skills:学び方 SI単位、SI接頭語を理解し、化学で用いる物理量(質量、体積、密度、物質量)に関して単位換算ができる。
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2週 |
演習:指数計算、有効数字 |
有効数字を理解し、化学分野で使用する指数計算、有効数字の計算ができる。
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3週 |
演習:周期表・化学物質
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基本的な物質の化学式が書ける。
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4週 |
第1回小テスト:化学式 演習:原子量、分子量、式量、物質量 |
原子量、分子量、式量、物質量を理解し、物質量に関する計算ができる。
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5週 |
演習:密度、比重
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質量、体積が異なる物理量であることを理解し、密度、比重に関する計算ができる。
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6週 |
実験:液体の密度の測定 |
比重瓶を用いて濃度の異なる液体の密度を測定する。
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7週 |
レポート作成 |
指定された様式で実験レポートを作成できる。
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8週 |
演習:質量パーセント濃度、容量パーセント濃度 |
パーセント表示の濃度計算ができる。
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2ndQ |
9週 |
演習:モル濃度 |
モル濃度の計算ができる。
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10週 |
演習:希釈計算、パーセント濃度からモル濃度への変換 |
濃度の換算ができる。
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11週 |
第2回小テスト:濃度計算 |
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12週 |
演習:化学反応式の書き方 |
化学反応式を正しく書くことができる
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13週 |
演習:化学反応の量的関係 |
化学反応の量的関係を理解できる。
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14週 |
演習:化学反応の量的関係 |
化学反応の量的関係を理解できる。
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15週 |
演習:化学反応の量的関係 |
化学反応の量的関係を理解できる。
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16週 |
第3回小テスト:化学反応の量的関係 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 演習・課題 | 小テスト | | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |