英語II

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語II
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 生物化学システム工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 『Cambridge Experience 1(CE)』(Cambridge University Press),『速読英単語必修編(VBRR)』(Z会),『英単語・熟語 Bricks 1』(いいずな書店),『be smart Grammar Book』(いいずな書店)
担当教員 関 文雄

到達目標

1.2年次に学習する語彙・文法事項について習得し,それを運用することができる。
2.英文を聞いて,あるいは読んで,大意をとらえ,情報や考えを的確に理解することができる。
3.内容を理解した英文について,発音等に留意しながら口頭で表現し,その内容を英語で書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
英語運用の基礎となる知識に関する評価新出の語彙・文法を適切に運用することができる。新出の語彙・文法を運用することができる。新出の語彙・文法を運用することができない。
英語理解の能力に関する評価英語で話された,あるいは書かれた内容について,情報や考えを的確に整理し,正しく聞き取る,あるいは読み取ることができる。英語で話された,あるいは書かれた内容について,情報や考えの概要をつかみ,大まかに聞き取る,あるいは読み取ることができる。英語で話された,あるいは書かれた内容について,大意をとらえることができない。
英語表現の能力に関する評価自分の考えや気持ち,事実などを英語で適切に且つ正しく話すこと,あるいは書くことができる。自分の考えや気持ち,事実などを英語で正しく話すこと,あるいは書くことができる。自分の考えや気持ち,事実などを英語で話すこと,あるいは書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 1-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 1-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語Ⅱは,英語Ⅰに引き続き,本校における英語学習の基礎固めであり,さらには卒業後に必要とされる英語力の習得に向けて,総合的にかつ発展的に英語の知識(語彙・英文法)と4技能(聞く・読む・話す・書く)を学ぶ科目である。
授業の進め方・方法:
授業では,基礎的・基本的事項の定着を目指し,様々なペアワーク・グループワークのコミュニケーション活動を行う。また,基礎的語彙力の定着と自発的な学習習慣の確立を目指し,語彙/リーディング/リスニング/スピーキング/ライティングなどに関して様々なパフォーマンステストを実施する。加えて,外国の文化・習慣に対する理解を深め,より広い視野で物事を捉えることも期待する。
注意点:
○自学について
・授業以外の時間で,必ず英語学習の時間を設けること。
(事前学習)
・授業担当教員の次回の授業内容の連絡を確認し,授業内活動を有効にするために教科書の該当する箇所に目を通しておくこと。
(事後学習)
・パフォーマンステストや提出課題に関しては,事前の指示のもとに,計画的かつ自主的に取り組むこと。
・その他にも,インターネット,映画,音楽など興味・関心に合わせた自主的・自発的な学習も期待する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・授業オリエンテーション
・CE:Unit 1 Behavior
・VBRR:英文1-2
・授業の内容および取り組み方を理解する
・Target grammar(Present simple)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
2週 ・CE:Unit 1 Behavior
・VBRR:英文3-6
・Target grammar(Adverbs of frequency / Verbs of preference + -ing)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
3週 ・CE:Unit 2 Ways of Learning
・VBRR:英文7-10
・Target grammar(Present continuous / Adverbs of manner)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
4週 ・CE:Unit 2 Ways of Learning / Unit 3 Technology
・VBRR:英文11-14
・Target grammar(Present simple vs present continuous / Past simple: be)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
5週 ・CE:Unit 3 Technology
・VBRR:英文15-18
・Target grammar(Past simple affirmative: Regular verbs and irregular verbs)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
6週 ・CE:Unit 4 Appearance
・VBRR:英文19-22
・Target grammar(Past simple negative and question /
Why...? / Because...)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
7週 ・CE:Unit 4 Appearance
・VBRR:英文23-26
・Speaking Test
・Target grammar(Expressions of past time)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
8週 ・前期中間試験
・Speaking Test
2ndQ
9週 ・CE:Unit 5 Work
・VBRR:英文27-30
・Target grammar(be going to for predictions and intentions / Expressions of future time)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
10週 ・CE:Unit 5 Work / Unit 6 Health
・VBRR:英文31-34
・Target grammar(Present tenses for the future / will / won't, will / be going to for predictions)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
11週 ・CE:Unit 6 Health
・VBRR:英文35-38
・Target grammar(Infinitive of purpose / First conditional)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
12週 ・CE:Unit 7 Happiness
・VBRR:英文39-42
・Target grammar(Comparative and superlative adjectives / less and the least)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
13週 ・CE:Unit 7 Happiness / Unit 8 Home
・VBRR:英文43-46
・Speaking Test
・Target grammar((not) as ... as / must, have to for obligation)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
14週 ・CE:Unit 8 Home / Unit 9 Travel
・VBRR:英文47-50
・Speaking Test
・Target grammar(should for advice / Present perfect)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
15週 ・前期定期試験
16週 ・試験の解説,まとめ
後期
3rdQ
1週 ・CE:Unit 9 Travel
・VBRR:英文51-52
・Target grammar(been, gone / Present perfect vs past simple)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
2週 ・CE:Unit 10 Free Time
・VBRR:英文53-54
・Target grammar(Present perfect with just, already, yet, for, since)を理解し,それらを含む表現を使うことができる
3週 ・CE:Unit 1 Behavior
・VBRR:英文55-56
・Target Strategy(Skim a text for information / Use visual clues on the page)を理解し,それらの技術を使うことができる
4週 ・CE:Unit 2 Ways of Learning
・VBRR:英文57-58
・Target Strategy(Scan a text / Listen for specific details)を理解し,それらの技術を使うことができる
5週 ・CE:Unit 3 Technology
・VBRR:英文59-60
・Target Strategy(Eliminate options / Listen for gist)を理解し,それらの技術を使うことができる
6週 ・CE:Unit 4 Appearance
・VBRR:英文61-62
・Target Strategy(Deduce the meaning of a word from its content / Identify a picture)を理解し,それらの技術を使うことができる
7週 ・CE:Unit 5 Work
・VBRR:英文63
・Speaking Test
・Target Strategy(Develop reading fluency / Listen for keywords)を理解し,それらの技術を使うことができる
8週 ・後期中間試験
・Speaking Test
4thQ
9週 ・CE:Unit 6 Health
・VBRR:英文64-65
・Target Strategy(Predict from visual clues / Complete factual details)を理解し,それらの技術を使うことができる
10週 ・CE:Unit 7 Happiness
・VBRR:英文66-67
・Target Strategy(Identify and retrieve facts and details / Recognize distractors)を理解し,それらの技術を使うことができる
11週 ・CE:Unit 8 Home
・VBRR:英文68-69
・Target Strategy(Match headings to paragraphs / Predict content)を理解し,それらの技術を使うことができる
12週 ・CE:Unit 9 Travel
・VBRR:英文70
・Target Strategy(Match people to texts / Match information)を理解し,それらの技術を使うことができる
13週 ・CE:Unit 10 Free Time
・Speaking Test
・Target Strategy(Answer wh-questions / True-False statements)を理解し,それらの技術を使うことができる
14週 ・Speaking Test
・Review
15週 ・後期定期試験
16週 ・試験の解説,まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1前1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。1
基盤的資質・能力自己理解自己理解チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。1
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。1
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。1
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。1

評価割合

試験パフォーマンステスト・提出課題等合計
総合評価割合50500100
基礎的能力50500100
専門的能力0000
分野横断的能力0000