自律ロボット論

科目基礎情報

学校 大分工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 自律ロボット論
科目番号 R06AES210 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 専攻科電気電子情報工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 (教科書)「ROS2とPythonで作って学ぶAIロボット入門」,KS理工学専門書
担当教員 重松 康祐

到達目標

(1)移動ロボットに関する力学について理解し、説明できる。(定期試験)
(2)自律ロボットの自己位置推定手法を理解し、説明できる。(定期試験と課題)
(3)自律ロボットの制御手法を理解し、説明できる。(定期試験と課題)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1)の評価指標移動のロボットに関する力学について理解し、詳細に説明できる。移動のロボットに関する基本的な力学について理解し、説明できる。移動のロボットに関する基本的な力学について理解、説明できない。
評価項目(2)の評価指標自律ロボットの自己位置推定手法を理解し、詳細に説明できる。自律ロボットの基本的な自己位置推定手法を理解し、説明できる。自律ロボットの基本的な自己位置推定手法について理解、説明できない。
評価項目(3)の評価指標自律ロボットの制御手法を理解し、詳細に説明できる。自律ロボットの基本的な制御手法を理解し、説明できる。自律ロボットの基本的な制御手法について理解、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この講義では、ロボット掃除機や自動運転車両をはじめとする自律的に移動する車輪型ロボットを構成する技術について講義する。講義では、移動ロボットに関する機構、力学や基本的なアルゴリズムについて学び、学生自身もロボットシミュレータを用いて、各種アルゴリズムの動作を確認するとともに、課題に取り組むことで理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義資料を用いながら講義形式で授業を進める。
実践的知識が身につけるため、例題およびレポート課題を与える。
注意点:
特になし。

評価

(総合評価)
総合評価=(定期試験)☓0.7 + (課題)☓0.3
(再試験について)
再試験は原則として実施しない.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 移動ロボットの機構と力学 移動ロボットの機構と力学を理解できる。
2週 ロボットのセンサと原理 ロボットのセンサと原理を理解できる。
3週 ROS(Robot Operating System) ROSの概要、使用方法について理解できる。
4週 ロボットシミュレータ ロボットシミュレータの概要、使用方法を理解できる。
5週 自己位置推定 自己位置推定の方法について理解できる。
6週 自己位置推定 自己位置推定の方法について理解できる。
7週 自己位置推定 自己位置推定の方法について理解できる。
8週 障害物検出 障害物検出の方法について理解できる。
4thQ
9週 経路計画・経路追従 経路計画・経路追従の方法について理解できる。
10週 経路計画・経路追従 経路計画・経路追従の方法について理解できる。
11週 経路計画・経路追従 経路計画・経路追従の方法について理解できる。
12週 自律ロボットプログラミング これまで学習した内容を実装・統合し、自律ロボットのプログラミングを理解できる。
13週 自律ロボットプログラミング これまで学習した内容を実装・統合し、自律ロボットのプログラミングを理解できる。
14週 自律ロボットプログラミング これまで学習した内容を実装・統合し、自律ロボットのプログラミングを理解できる。
15週 期末試験 到達目標(1)(2)(3)
16週 期末試験の解答と解説 分からなかった部分を把握し,説明できるようになる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力401050
専門的能力302050
分野横断的能力000