到達目標
遺伝子工学の概念と基礎的な理論を学び、設定した課題に対して創意工夫しながら実験を行なえるようにする。 遺伝子工学に必要な基本的な情報とその応用を実験を通して理解する。 【Ⅵ-E-1】専門工学実験・実習:化学・生物系分野の知識を講義と連動した実験実習を通して理解するとともに、模範に沿って確実に実験を遂行し、データを整理し考察ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な 到達レベル(可) |
遺伝子工学実験における遺伝子操作の安全性と倫理について説明できる。 | カルタヘナ法を理解し、自分で遺伝子組換え生物等使用実験計画書を作成し、申請できる。 | カルタヘナ法を理解し、安全で倫理的な遺伝子組換えについて説明できる。 | カルタヘナ法を理解できる。 |
遺伝子工学における核酸の抽出、cDNAの単離・増幅、遺伝子の解読などの操作を理解でき、実験できる。 | | | |
遺伝子工学における一連の組換えDNA作製の操作が理解でき、実験ができる。 | | | |
遺伝子工学と遺伝子工学実験に共通する関連事項に関する課題に対して自分で考え、説明できる。 | | | |
実験動物に関する倫理・法規について学習し、実験動物の取扱い注意事項についても理解できる。実験動物を利用した遺伝子工学の実習・実験を実施することができる。 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
遺伝子工学実験の、概念と理論を学ぶ。遺伝子工学実験に必要な基礎技術を学ぶ。 遺伝子工学実験に必要な情報を理解する。 数回に1回、PBLを取り入れる。
授業の進め方・方法:
遺伝子工学の科学的・社会的位置づけを学びながら、基礎技術を習得していく。
注意点:
原理を学ぶことと技術を習得することを両立する。 遺伝子工学の科学および社会における位置づけを理解する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
カルタヘナ法 |
カルタヘナ法を理解する
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2週 |
遺伝子工学とは |
遺伝子工学を理解する
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3週 |
遺伝子クローニング1 |
遺伝子クローニングの概念を理解する
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4週 |
遺伝子クローニング2 |
遺伝子クローニングの例を理解する
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5週 |
遺伝子クローニング3 |
遺伝子クローニングにつき調査する
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6週 |
遺伝子クローニング4 |
遺伝子クローニングにつき発表する
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7週 |
遺伝子発現解析1 |
遺伝子発現解析の概念を理解する
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8週 |
遺伝子発現解析2 |
遺伝子発現解析の例を理解する
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2ndQ |
9週 |
遺伝子発現解析3 |
遺伝子発現解析につき調査する
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10週 |
遺伝子発現解析4 |
遺伝子発現解析につき発表する
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11週 |
ピペットマン操作1 |
ピペットマン操作を行う
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12週 |
ピペットマン操作2 |
ピペットマン操作結果につき発表する
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13週 |
遺伝子工学基本操作1 |
制限酵素を理解する
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14週 |
遺伝子工学基本操作2 |
制限酵素処理をする
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15週 |
遺伝子工学基本操作3 |
制限酵素処理結果を発表する
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16週 |
期末試験は無し |
PBL提出
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート | その他(演習課題・発表・実技・成果物等) | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 |
基礎的理解 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
応用力(実践・専門・融合) | 0 | 0 | 0 | 40 | 40 |
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL) | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
主体的・継続的学習意欲 | 0 | 0 | 0 | 20 | 20 |