到達目標
危険物取扱者甲種を取得可能な基礎的能力ならびに基礎的知識を身につけ、社会で役立つ資格の取得と活用への意欲を育成する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限必要な 到達レベル(可) |
危険物に関して物理学と化学の基礎知識に基づき、適切に取り扱うことができる知識を習得する。 | 資料を参照することなく危険物を物理学ならびに化学の基礎知識に基づく取り扱いを解説できる。 | 必要に応じて資料を参照し、危険物を物理学ならびに化学の基礎知識に基づく取り扱いを説明できる。 | 資料を参照しながら危険物を物理学ならびに化学の基礎知識に基づく取り扱いを説明できる。 |
危険物に関して性質を把握し、適切な火災予防と消化の方法に関する知識を習得する。 | 資料を参照することなく危険物の性質に基づく適切な火災予防と消化の方法を解説できる。 | 必要に応じて資料を参照し、危険物の性質に基づく適切な火災予防と消化の方法を説明できる。 | 資料を参照しながら、危険物の性質に基づく適切な火災予防と消化の方法を説明できる。 |
危険物に関する法令を把握し、法令に基づく取り扱いの知識を習得する。 | 資料を参照することなく危険物に関する法令を解説できる。 | 必要に応じ手資料を参照し、危険物に関する法令を説明できる。 | 資料を参照しながら危険物に関する法令を説明できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
危険物取扱者甲種を取得済みまたは取得した場合は、毒物劇物取扱責任者等の他の国家資格等の取得のための演習を行う。
授業の進め方・方法:
過去問題を中心に、マークシートによる演習問題を課題として実施する。
注意点:
危険物取扱者甲種を取得した場合は課題(演習問題)60%相当として扱う。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンスとイントロダクション |
危険物に共通する性質と状態による分類
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2週 |
第一類危険物の概論 |
酸化性固体の主な品目とその性質
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3週 |
第二類危険物の概論 |
可燃性固体の主な品目とその性質
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4週 |
第三類危険物の概論 |
自然発火性物質及び禁水性物質の主な品目とその性質
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5週 |
第五類危険物の概論 |
自己反応性物質の主な品目とその性質
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6週 |
第六類危険物の概論 |
酸化性液体の主な品目とその性質
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7週 |
消防法Ⅰ |
消防法における用語、貯蔵、取り扱いの制限
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8週 |
消防法Ⅱ |
製造所等に関する諸手続と保安制度、危険物取扱者の権限等
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2ndQ |
9週 |
危険物の規制に関する法令 |
貯蔵所と取扱所・製造所、貯蔵所と取扱所の各種基準、危険物の運搬、消火設備
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10週 |
小テスト |
まとめと確認問題
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11週 |
基礎的な物理学 |
物質の状態変化、熱とその移動、電気と静電気、湿度
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12週 |
基礎的な化学Ⅰ |
物質の変化、化学変化、物質の種類、元素、原子と分子、原子量と分子量、化学の基本法則、化学式と化学反応式、熱化学、反応の速さと化学平衡
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13週 |
基礎的な化学Ⅱ |
酸、延期、酸化と還元、元素の分類と性質、有機化合物
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14週 |
燃焼及び消火に関する基礎的な理論 |
燃焼理論、消火理論、消火設備
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15週 |
全体まとめ |
まとめと確認問題
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16週 |
期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 演習問題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 15 | 45 | 100 |
基礎的理解 | 40 | 15 | 45 | 100 |