建設コース

【阿南工業高等専門学校が育成をめざす技術者像】

　(A) 国際人としての教養を高め，人間社会や自然環境に対する責任感及び倫理観について考えられる技術者

　(B) 社会が要求している問題を見出し，数学・自然科学・情報技術を利用した問題解決に取り組める技術者

　(C) 日本語で論理的に記述・討論する経験を積み，専門分野において国際的にコミュニケーションがとれ，口頭発表ができる技術者

　(D) 継続して専門技術や知識を学習する習慣をみがき，複合的な技術開発を進められる能力を高めた技術者

　(E) 「ものづくり」を重視し，技術的構想や創造的思考を実現させるためのデザイン能力を高めた技術者

　建設技術者は，安全で快適な街づくりや自然環境の創出・保全，地域活性化，脱炭素社会の実現などに貢献しています。近年では，建設業界においてもIoTやAIなど情報技術の活用が進み，情報技術の知識や技術を有する人材育成も必要となっています。建設コースでは，従来の土木系科目に加えて環境工学や情報工学に関わる科目を取り入れ，実践的な知識と技術を身に付けた技術者を養成しています。また，住宅・建築物の設計・施工などに欠かせない建築系科目も充実させ，建築士資格を取得できるように実務と結びついた教育を行っています。